勧請諸尊

御本尊

当山開山(1741年)以来、一塔両尊四士の御本尊(釈迦多宝塔、宗祖、四菩薩、文殊普賢、不動愛染、四天王)です。明治の大火の際にも焼かれることなく現在に至ります。宗祖像は丈四尺一寸の読経像です。いずれの像も平成19年に修復されました。

鬼子母神

日蓮宗においては祈祷尊神、一般的には安産や育児の神として知られています。鬼子母神堂内の扁額は松平定信の筆と伝えられ、「鬼」の字に角がないのが特徴です。

清正公

安土桃山時代の武将で熊本城の築城で知られる加藤清正は大変熱心な法華経の信奉者でした。その布教活動にも多大な貢献をされ、神として祀られています。

七面天女

七面大明神とも呼ばれ、山梨県身延山の近くにそびえ立つ七面山(標高1989m)の山頂にある敬慎院に祀られています。法華経を守護する神とされています。

歴代上人廟

当山開山である身延山久遠寺39世の貞明院日総上人を筆頭に、開山から17世までの歴代住職を祀った廟で、平成19年に移転再建されました。